平成25年(2013)10月21日、国立競技場で学徒出陣70周年戦没学徒追悼会が開催された。約100人の元学徒兵や各大学OB、市民有志が参加、黙祷の後、献花が行われた。
国立競技場のマラソンゲート内側に「出陣学徒壮行の地」記念碑が建てられたのは、学徒出陣から50年目になる平成5年(1993)10月21日だった。ちょうど、河野談話が出された年で、日本がバブル崩壊後「失われた20年」に入って行った頃である。それは、現在、第二次安倍政権であることの歴史的意味も示唆している。また、奇しくも10月21日は49年前の東京オリンピックでマラソンが行われた日。こんな偶然にも何か不思議なものを感じる。アベベ選手が優勝し、マラソンゲートを2位で入った円谷幸吉選手が英国のヒートリ-にトラックで抜かれ、3位になった。
多くの方が挨拶されたが、当時早大3年生だった寺尾哲男さんがこの記念碑を国立競技場改修後もこの地に残して欲しい、と訴えたのには驚いた。正直、そんなことも決まっていないのか、と。
当時、女学生で競技場のスタンドから行進する学生を見守った渡邊米子さんは、帰り道に友達と「あの中で何人の方がお戻りになるのか」と心配したという話や、偶然、行進の中にいた人と戦後結婚することになったが、生き残った人たちが死に物狂いで働いて、経済大国を作ったことを忘れないで欲しいと語ってくれたことが心に残った。
最後に挨拶した鳥居泰彦元慶應義塾塾長は、各大学に記念碑がないのはおかしなことで、慶應、早稲田にはあるが、東大にはない。慶應の記念碑でも戦没学徒の名前を刻むこともできない。と、そんな異常な状況を訴えて、たとえば靖国でも支那や韓国が色々と文句を言うが、日本人の心が一番の問題だと、鋭い現状認識を語ってくれた。
【挨拶された方】
寺尾哲男さん 早稲田大学出陣学徒 海軍第14期飛行予備学生 元海軍中尉
渡邊米子さん 和洋女子専門学校の学生として70年前の壮行会に参加。戦後結婚
した渡邊貞和氏は当日の行進の中にいた。ご主人は当時、東京商
大=一橋大の出陣学徒、海軍第14期飛行予備学生として特攻部隊
に配属、出撃前に終戦。
鳥居泰彦さん 元慶應義塾塾長、慶應義塾学事顧問 交詢社理事長 経済学博士
Author Archives: Nishimura Broadcast
【ニュースの読み方】メディアの常識は世間の非常識[桜H25/10/18]
日本国憲法で定められている「天皇の国事行為」にあたる国会の召集。しかしNHKなどのマスメディア報道を確認すると、まるで天皇陛下がゲストとして国会に招待されたかのような印象を与えている。また、橋下徹大阪市長が所謂「従軍慰安婦」について発言したときは、火の出るような勢いで報道したにも係わらず、河野談話の虚構性については、産経新聞以外のメディアはあえて報道しようとしない。今更指摘するのもどうかとは思いますが、マスメディアのアンフェアな姿勢について、西村幸祐からも一言言わせていただきます。
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【日米関係】キャロライン・ケネディ女史はスイートなのかストロングなのか?[桜H25/10/18]
来月の着任が迫った次期駐日アメリカ大使のキャロライン・ケネディ女史。果たして彼女はただのセレブに過ぎないのか、それとも偉大な父の政治的遺伝子を受け継いでいるのか?良くも悪くも目を離せない、ケネディ家についてお話しさせて頂きます。
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【靖国参拝】国民の声は届くのか?時間はまだ残されている[桜H25/18]
真榊を奉納したことで「靖國参拝見送り」と報じられた安倍総理であるが、産経新聞の続報によれば、秋季例大祭が終わる20日までの間に参拝を決意する可能性は僅かながら残されているようである。国会議員の集団参拝も堂々と行われ、信教の自由を保障するわが国においては、外国の内政干渉で参拝を断念したとあっては、これはもはや独立国家とは言えなくなるであろう。さらに中国などからは「真榊の奉納は参拝と変わりがない」と非難され、行っても行かなくても実は変わりがないことが証明された。首相官邸前でも連日参拝を求める国民が声を挙げており、『創生「日本」』の動きも伝えられる中、安倍総理は保守政治家としての原点を思い出すことが出来るのだろうか?20日までに再度、この件が大々的に報じられる局面が来ることを願っております。
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【古谷経衡】さくらじ#106、西村幸祐の期待する「黄金時代」の再来と「戦後」の脱却【saya】
今回は、古屋君が桜に初登場したときと同じ顔合わせで、逆に西村幸祐氏をゲストにお迎えし、2020東京オリンピックの招致成功で期待される「黄金時代」の再来と、真の意味での「戦後脱却」について、音楽論や文学論を交えながらお聞きしていきます。
出演:古谷経衡、saya、西村幸祐
皇紀2673年9月20日収録
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【ニュースの読み方】日本人とヘイトクライムと人種差別[桜H25/10/9]
ニュースコーナーでもお伝えした、アメリカで吹き荒れる特定アジア演出の反日プロパガンダ。彼らは、第二次世界大戦の被害者と自らを自己規定し、その時受けたと捏造した「被害」を基に、在米邦人への攻撃をエスカレートさせている。現実は、日本人が「被害者」と化しているヘイトクライムと人種差別の実状をご報告すると共に、在米邦人と本国の日本人の連携強化の必要性について訴えさせて頂きます。
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【草莽崛起】10.8 NHK解体抗議行動[桜H25/10/8]
NHK経営委員会が開かれる火曜日に合わせ、連続抗議活動を展開している「NHK解体運動」についてお送りします。
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【外交戦略】TPPと中国包囲網、日本の自主性は何処へ?[桜H25/10]
新興国とアメリカの間の溝が埋まらないTPP参加交渉。日本はというと、新興国にも配慮した交渉を進めているのかと思いきや、どうやら自国の国益すら脇に置いたアメリカ支援に徹しているようである。それでありながら、オバマ大統領が欠席したAPECでは、「アメリカの居ぬ間に」と活発な首脳外交を展開する中国を見過ごし、政権発足から続いていた積極外交が影を潜めてしまった。国家の自主性と共通する価値観とは何なのか?どうもチグハグになってきた日本の外交戦略について論評していきます。
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【宣伝戦】アメリカに吹き荒れる反日プロパガンダ[桜H25/10/9]
中国や韓国が国家ぐるみで展開している反日プロパガンダ。既にグレンデール市に建立された慰安婦像の他にも、中国系の「世界抗日戦争史実維護連合会」が推進する「南京大虐殺記念碑」なるものが多数アメリカに設置されている。特定アジアが目論む「アジアのホロコースト」の既成事実化について、警鐘を鳴らしておきます。
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敗戦後68年、何が問われているのか?/「戦争」を描けなくなった日本人 『風立ちぬ』と『終戦のエンペラー』をめぐって
このトークライブは平成25年8月20日にJazz Bar 新宿サムライで収録されました。
西村幸祐
三浦小太郎(評論家)
山野車輪(漫画家)
古谷経衡(評論家)
にしむら こうゆう
1952年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科中退。学生時代、『三田文学』の編集を担当。編集、コピーライターを経て、F1、サッカーを中心に執筆活動に入る。2002年のW杯以後、拉致問題、歴史問題を取材、著書に文庫版『「反日」の構造』(文芸社)、文庫版『「反日」の正体』(同)などがある。最新刊は『幻の黄金時代』(祥伝社)。近著に『「反日」包囲網がアベノミクスを壊す』(文芸社)。
みうら こたろう
1960年、東京生まれ。獨協学園高校卒。90年代から北朝鮮の人権問題や脱北者の支援活動などに参加する。市民団体「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」「アジア自由民主連帯協議会」に参加。著書に『噓の人権 偽の平和』、『収容所での覚醒──民主主義の堕落』(高木書房)など。
やまの しゃりん
1971年生まれ。05年、『マンガ嫌韓流』を出版し、米『NYタイムズ』、英『タイムズ』、韓国主要メディアなどで報じられる。日本では某メディアがランキングの捏造を行い黙殺するなど、マスコミから敵視されながらも累計100万部到達。近著に『終戦の昭和天皇 ボナー・フェラーズが愛した日本』(オークラ出版)。
ふるや つねひら
1982年、北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科卒。ネットと「保守」、マスコミ問題、アニメ評論などのテーマで執筆活動をしている。著書に『フジテレビデモに行ってみた』『竹島に行ってみた!』『韓流、テレビ、ステマした』(以上青林堂)、近著に『ネット右翼の逆襲』(総和社)。