撃論!西村眞悟vs西村幸祐「戦後体制という旧体制を、どう止揚するのか?」


今の日本が置かれている根源的な問題について、西村眞悟衆議院議員とお話ししました。
平成25年(2013)4月16日の衆議院予算委員会の審議は画期的なものとなりました。平成24年の衆議院総選で国政に復帰した西村眞悟議員(日本維新の会)が、戦後体制を激しく揺るがす質問を行ったからです。
西村議員は行政権の行使が国益のために法律を超越することが可能だと質し、さらに、わが国の核抑止力保持に関するラディカルな質問を行いました。
この質疑で、安倍首相か、防衛大臣が一言でもいいから、「核抑止力を持つかどうか然るべき機関で検討をする」という答弁をしていたら、戦後体制を変革する国会審議になっていたでしょう。それはまた、北朝鮮危機を目の前にした、正に現実的な答弁になるはずでした。
しかし、日本の政治はまだそこまで成熟していません。また、それを伝える能力を日本のメディアは持っていません。だからこそ、西村議員の質疑内容がいっさい報道で黙殺されたのです。
しかし、この日の質疑で、日本の政治がやっと一歩足を踏み出したのは確かです。この審議を振り返り、戦後体制という旧体制を大きく揺さぶる一撃をどう拡散し、旧体制を転換、止揚して行くのかというテーマに迫ります。
かつて、西村議員は下に示したように、平成9年(1997)2月3日の第140回衆議院予算委員会でも歴史的質疑を行いました。拉致問題の可視化も戦後体制のシステムの壁を部分的に破壊したダイナマイトに他なりません。
西村眞悟議員 北朝鮮拉致に関する歴史的な国会質疑1(平成9・1997年2月3
日)
www.youtube.com/watch?v=_-U07JIutU0
西村眞悟議員 北朝鮮拉致に関する歴史的な国会質疑2(平成9・1997年2月3
日)
www.youtube.com/watch?v=NKgqJQsS9xQ
※ここで横田めぐみさんの名前が初めて国会で公開されます。
西村眞悟議員 北朝鮮拉致に関する歴史的な国会質疑3(平成9・1997年2月3
日)
www.youtube.com/watch?v=pI8y6KiWuqY


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