【新春スペシャル】(2)元日本兵の証言 学徒出陣・河村俊郎氏、戦後68年の日本へのメッセージ(1)1/2


今年日本は、8月15日で敗戦後68年を迎える。半世紀以上が過ぎているのに、いまだに戦争中の日本への非難が、主に特定アジアから繰り出されている。
なぜ、そんなことになるのだろうか? 支那と南北朝鮮が、なぜ70年前の戦争や戦前の日本の歴史を外交カードとして持ち得ているのか?
そんな、馬鹿馬鹿しいことが起きるのは、日本人が日本人の歴史を失ってしまったからなのである。
大正12年(1923)生まれの河村俊郎氏は、19歳で学徒出陣し、官立無線電信講習所(現電気通信大学)を繰り上げ卒業、南方戦線フィリピンに赴いた。
戦後は中央大学法学部を卒業後、国際電々(株)に入社、同社を定年退職後、KDDIエンジニアリング・コンサルタント(財)を経て、外務省JICAのアフリカ諸国へのODAプロジェクトへ参画、昭和50年(1975)に日本が戦後初めて先進国の仲間入りをしてパリ郊外シャトー・ランヴィエにて開催の第一回先進国首脳会議に参加した際に、随員の1人として参加、国際通信部門の重責を担った。
そんな河村氏は何を考えて戦争を戦い、何を見つめながら日本の戦後復興を担ってきたのか?
貴重なインタビューを収録して4カ月、ここにその第一弾をお届けする。
協力・インタビュー
 鈴木千春(戦史検定広報部長)
 戦史検定 www.senshikentei.org/
協力/花時計 www.hanadokei2010.com/


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