国際オリンピック連盟は12日、2020年の夏季五輪競技からレスリングを除外するよう勧告したと発表し波紋を呼んでいる。事前に除外が予想されていたテコンドーは残留し、日本が得意とするレスリングが崖っぷちに立たされることになったわけだが、古代オリンピックから続く歴史と精神も軽視されたに等しく、五輪精神は重大な危機を迎えたと言って良いだろう。また、ロンドンオリンピックのサッカー日韓戦で、フィールド内で領土問題をアピールをした朴鍾佑に対しては、大方の予想を覆して警告のみの軽い処分が下され、留保されていた銅メダルも正式に授与されたという。ともに韓国のロビー活動の影が見え隠れする、五輪精神の腐敗について論評していきます。
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