世界が注目した米中首脳会談では、どうやら習近平主席が、尖閣諸島を指して「核心的利益」と表明したようである。対するオバマは中立的な姿勢を滲ませ、同盟国の国家指導者としてはいささか信用できないイメージが付きまとう。しかしながら、中国側が要求していた離島奪還訓練は当初計画通り実施され、米国務省と米国防省とのスタンスの違いも明かとなった。オバマと習のキャラクターだけでは判断できない、米中首脳会談について論評していきます。
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